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19kiku38dkiku38d   18  Re:Re:Re:【幸】コウ(カウ)・さいわい・さち・しあわせ さきわう・みゆき

>iirei先生、菊様

追加、補足情報ありがとうございました。

私は本ブログのテーマでもあります『ポジティブ』なイメージの漢字にスポットを当てて調べて行こうと思いました。

しかし…語源はそれほど明るい話ではなかったですね!Σ(゚ロ゚;)

ではまた、明るいイメージの漢字を探し彷徨いたいと思います。ウロウロ…

私は、日本における一般的に知られている字源研究の大家は大きく分けて3名いらっしゃると思っております。(専門的なことは分かりません。すみません。)

まず、加藤常賢氏。彼は中国の古代学者で、(日本で初めて?)文化人類学的な観点から字源をたどるという手法をとっているようです。

そして、iirei先生が参照されていらっしゃる藤堂明保氏。彼は中国語の音韻学の大家でもあり、当時の音を推定して字源をたどるという手法をとっております。

もうひとりの大家は白川静氏。彼は古代漢文学者で、字形と古代の儀礼・呪術的解釈から字源をたどるという手法をとっております。

特に藤堂明保氏と白川静氏、両者の立場は以下のような対立も起こっていることで有名です。

・藤堂氏: 物・事→(口語の)音→字形

・白川氏: 物・事→字形


確かに殷の時代には、占いに亀の腹甲(=腹側の甲羅)や牛や鹿の骨を使用しました。

甲羅や骨などの裏側に小さな穴を穿ち、熱した青銅製の金属棒をその穴に差し込み、表側にできた卜形のひび割れの形を見て吉凶を占ったとされております。

事前に甲や骨(以後、甲骨と呼ぶ)に占うことを刻んでおき、その後、割れ目の形で占い、判断を甲骨に刻みつけたが、その際に使われた文字が漢字の起源とされる甲骨文(=甲骨文字)です。

そのため、儀礼的・呪術的な起源を持つ漢字は意外に多いのだと思います。

ただし甲骨文以前からある漢字も存在するとされております。

そのため、白川氏のすぐに儀礼・呪術的解釈に結び付けてしまう説に警鐘を唱えるかたも多いように思います。

今後の更なる研究が待たれるところであります。


上記の理由から、私は世に出回っている漢字の字源は儀礼・呪術的な解釈が必要以上にあるのではないかと思っております。

ポジティブな字源、お待ちいたしております!

返信2017/08/01 06:34:30